「詫び石はよ!」
このようにソシャゲ運営やアーケードゲーム運営に、『詫び石』を催促するユーザーが多数いるようです。
今やこの『詫び石』という単語が当然のように使われるようになってきました。
しかしこの『詫び石』とは何なのでしょうか。
今回は、
・「詫び石」の問題点は?
・世界にも広がる日本の「詫び石」
『詫び石』の走りって?
まずこの『詫び石』というのの始まりはどこなのか。
それは、大人気スマホゲーム『パズル&ドラゴン』が走りと言われています。
https://pad.gungho.jp/member/
パズドラは基本プレイ無料のゲームで、一部課金システムがあります。
課金することで購入できるのが『魔法石』というもの。
この魔法石の用途としては、
・スタミナの回復
・ガチャ
この2つが主になります。
この2つの中でも『ガチャ』への魔法石の投資がいま最も行われているのではないでしょうか。
パズドラのゲームの中では、1回のガチャを回すために魔法石を5つ消費します。
当然無課金ユーザーにとって、魔法石5つ消費するというのはなかなか痛いんですよね。。。
そこで登場したのが詫び石!!!
当初は無課金ユーザーへの救済処置としては、ログインボーナスや記念、ステージクリアなどで無料で配布されていました。
しかし、運営がサービスしてる最中に何か不具合が起きてしまった。
その際にお詫びとして魔法石を全ユーザーに配ったんです。
これが走りとなって、今や『詫び石』という文化が広まっています。
詫び石の問題点
ではなぜこの『詫び石』がいけないのか。
イベントやなにかの記念などで詫び石を配布するのは別にいいと思うんです。
いわばプレゼントのようなものなので。
しかし、なぜ謝罪をする際にお詫びとして石などを配るのか。
パズドラを例として話を進めていくと、魔法石1つにつきiOSは85円、Androidは99円。
それだけの価値があるんです。
それを運営側が、
「すみませんでした」
と謝罪して石を配るのもどうなのかと思いますが、一度もらえた事によって味を占めたユーザー側が、「詫び石はよ!」というのはいかがなものなのか。
少しの手違いが起こっただけで、「詫び石はよ!」とユーザー側から運営側へ求めるのは違うのではないでしょうか。
海外へも広がる『WABIISI』
この『詫び石」というのが日本のみならず、海外にも広まっています。
それがこちら
うまく翻訳されて広まっていますねw
海外の状況がどうか分かりませんが、日本のゲームが海外へ与える影響は大きいようですね。
まとめ
ゲームを進めていく中で、無課金ユーザーからしたら、運営からの救済処置が少しでも多いほうがありがたいのは事実。
しかし、ありがたいからと言って、ユーザー側が運営側に向かって「詫び石」を促すのは違うでしょう。
日本のスマホゲームのほとんどが「基本プレイ無料」の「ガチャ課金」を採用して普及しているため、「詫び石」はなくならなさそうですが。。。
次回はスマホアプリの「ガチャ」について書いていけたらなと思っています。
それまで少々お待ちください。